精神疾患の時、仕事の方向性について
こんにちは。
今回は精神疾患や自律神経失調症にかかってしまった場合、どのように収入を得ていくかの方向性をまとめました。
【仕事について】
病気になってから仕事の悩みを抱える方は多いかと思います。
働きたいけど働けない、気持ちばかり先行してしまい焦っている方も沢山いると思います。
病気を患っていても働く手段や方向性はあります。
自分のペースでできる仕事、障害があることを認めた上で雇ってくれる会社、様々な方向性があると思います。
そこで今回は働き方について紹介していきたいと思います。
【働き方の方向性】
働き方向性についての方法をいくつか紹介していきます。
①障害者雇用枠を使う
現在法律で50人以上雇っている一般事業主は従業員の2.0%以上障害者を雇用しなければならないという法律があります。
この雇用率に満たしてないと国からお金を徴収され、逆に満たしていると国から調整金が支払われるためこのようなことから障害者雇用枠は年々増えてきているそうです。
障害者雇用枠を利用するには障害者手帳を持っている必要があります。
障害者雇用枠を利用して働く事のメリットとして、病気を患っていることを認識した上で雇ってくれているので、普通に働く時よりも病気に対しての理解が得やすいことや、会社によってはサポートが付いていたりします。
こういった制度を利用する事によりストレスが軽減され働きやすくなる可能性もあります。
障害者手帳の申請方法はこちらのサイトを参考にして下さい。
②在宅でできるような仕事もある
外に出るのも億劫、だけど収入も欲しい、そんな方は在宅ワークを探してみるといいかもしれません。
私が知っている在宅ワークをいくつか紹介します。
【クラウドワークス】
クラウドワークスは最大級のクラウドソーシングサイトで様々な種類の在宅ワークがあります。
主にライティング(文章を書く仕事)やテキストの作成、アンケートの回答、英語翻訳など簡単にできるものからスキルが必要な物まで幅広い仕事があります。
また漫画を読んだ感想を書く仕事など面白い案件もあります。
お給料や仕事内容は案件によって様々で、ひとつの案件で完結するものもあればプロジェクト方式といって一定期間お仕事をするものもあります。
自分で自由に決められるのでストレスも少ないかと思います。
一度登録して仕事内容を見るだけから始めてみるといいかもしれません。
【ランサーズ】
こちらもクラウドワークスと同じで最大級のクラウドソーシングサイトです。
仕事内容はクラウドワークスとほとんど同じで、案件は少し異なると思うので、2つ登録していて損はないと思います。
【サグーワークス】
ライティングやテキスト作成、アンケート回答などのお仕事です。
記事の説明文の依頼やキーワードに沿った記事の作成など文章力を使った仕事になります。
先ほど紹介したクラウドソーシングサイトに比べると少し仕事の種類は少なくなりますが、プラチナライターと言って試験を受けて合格すると文章一文字の単価があがり、稼月20万から60万ほど稼いでいる人もいるそうです。
もちろん登録料は無料ですので登録して仕事案件を見てみるのも良いかと思います。
詳しくはサグーワークスのトップページで確認ください。
●ブログやサイト運営収入
実はブログも収益化することができ、商品を買ってもらったり広告を貼る事によって収益化することが出来ます。
稼げるまでには時間がかかるかもしれませんが自分のペースで出来るので踏み出しやすい第一歩かも知れません。
収益化のさせ方は後日アップしてここに再リンクしようと思います。
私の知っていてかつ便利そうな2つを紹介させていただきましたが在宅ワークも探せば種類はたくさんあると思います。
ご自身に合ったものを見つけられると良いかと思います。
③社会制度をうまく活用しながら自分に合ったペースで仕事をする
市町村によって異なりますが、就労支援A型やB型作業所と言ったサポートがあるところもあります。
B型の作業所では、ボランティアのような1日2時間から4時間程度作業のお手伝いなどをします。
いきなり働くのは厳しいという方にはもってこいかもしれません。
作業所A型の場合、一般就労と変わらない内容のもので、時給も原則最低賃金が保証されています。(本人の能力によって上下する場合もあるそうです)
ただしA型支援の利用料がかかるそうなので、それも含め詳しくはお住いの役所にお問い合わせ下さい。
④ 自分の好きな仕事をする
(自分に合った仕事を探す)
自分が好きなことをしている時は意欲的になりやすいかと思います。
嫌々仕事をしているとまあこれがストレス。
自分の得意分野や特性を理解して仕事を探す事も大切です。
コミュニケーションを取るのが苦手であれば事務職系の仕事や仕分けの仕事を探したり、あるいは記憶力に長けているのであればそれを活かすような仕事を探したり方向性は人によって様々かと思います。
楽しいという気持ちが湧いてくるような仕事を選べたらベストでしょう。
【まとめ】
いくつか方向性をお話しさせて頂きましたが、病気を患って辛い症状にある方は焦らないで療養できる環境づくりや考え方も大切です。
環境作りで言うならば社会制度を知り、有効活用していく事もそうですし、考え方としては、私自身は、今は体を休め、体調をよくする事が仕事だ。とそう考えるようにしていました。
もちろん家族の理解を得る事も大切です。
私も何度も話し合いをし、お互いの理解を深めていきました。
理解してもらえるまでに何度も衝突して、なんでわかってくれないんだ、どうしてなんだ、と辛い思いをする事も多々ありました。
病気について理解してもらう方法は沢山あります。
ブログを始めてみてもらってもいいですし、文章に書いて渡してもいいです。
または主治医の先生に状況を説明してもらう、または病気についての本を読んでもらう、など方法は様々です。
精神疾患や自律神経失調症を患うと、病気の辛い症状以外にも様々な壁にぶつかると思います。
まずはその壁を1つひとつ乗り越えるように、少しづつある問題を解決していくと、体も心も楽になってきます。
仕事の方向性を記載しましたがあまり体調が良くない時には無理しないで下さい。
がんばることだけが人生じゃないですからゆっくり焦らず、お互いの解決法を模索していけたらと思います(^ ^)