頑張りすぎをやめる方法
こんにちは。
「頑張る」という言葉は非常にポジティブに聞こえる言葉です。
もちろん頑張るという事は悪いことではありません。
しかし頑張りすぎは精神のバランスを崩しかねません。
自電車のタイヤはパンパンに張っていれば早く走りますが、その分パンクもしやすいのと同じように人間も頑張れば物事は早く進むかもしれませんがパンクしてしまえば元も子もありません。
ある程度のゆるみが必要です。
今回は頑張りすぎをやめる方法と、どのようにして緩んでいくかについてお話していきたいと思います。
【頑張りすぎは精神のバランスを崩す】
かくいう筆者も病名を付けるのであれば、頑張りすぎ、完璧主義症候群で心身のバランスを崩し、重度のうつにもなり体が動かなかったり精神症状がひどかったりと様々な体験をしてきました。
そして自分が頑張りすぎていることにさえ気づきませんでした。
ああ、もう頑張ることをやめてもっとリラックスして生きたい。
そう思ってリラックスしようとしても、リラックスすることを頑張ってしまったりして逆に力が入ってしまう事が多々ありました(笑)
おそらく日本人はまじめな方が多いのでこの記事を読んで下さっている方も同じような経験をしたことがあるかもしれません。
何度も言うように頑張ることがいけないわけではなく、そこに緩みがないという事が問題なのです。
さてどのようにして緩んでいけば良いのでしょうか。
【どのようにして頑張りすぎをやめるのか】
①普段より少しゆっくり動いてみる
この方法は心に余裕を持たせるのにとても効果的な方法です。
え、頑張ることと直接関係あるの?と思った方もいるかも知れませんが関係あるんです。
普段よりすこしゆっくり歩いたり、ゆっくり動くように意識するだけで心にすこし余裕ができるのに気づくと思います。
話すスピードや、食べるスピードもです。
せわしなく動いていると体に強い緊張を生みます。
速く歩いたり、忙しく動いていたりすると交感神経が高まり、頑張るマインドが高まってしまいますが
ゆっくり動くことで副交感神経も高まりリラックスすることができ、頑張るマインドが少しずつ外れてくることを感じられると思います。
この方法は順天堂大学の小林弘幸先生も勧めている方法です。
「ゆっくり動く」健康法~副交感神経アップで体の不調、ストレスが消える! | PHPオンライン 衆知|PHP研究所
②楽しいことをする(遊ぶ)
楽しいことをしている時は、リラックスしようなど思わなくても自然に力が抜けて頑張るマインドもはずれやすくなります。
仕事ばかりで休みの日も仕事をしている、といった状態だと緩みがなくなってしまいます。
もちろん仕事が楽しくて仕方ない場合は別ですが、ある程度のストレスを感じている場合、遊んだり楽しいことをして緊張を緩和したほうが、仕事の能率も上がることでしょう。
③時間がゆっくり流れているところで過ごしてみる
東京や県の都心部は比較的時間の流れが速く、人々の歩くスピードもそうですし、せわしなく動いている方がとても多く感じられます。
そういった環境で過ごしていると、少なからず自分も影響を受けてしまい、流れに巻き込まれてしまう事もあります。
従って時間が比較的ゆっくり流れている田舎に足を延ばしてみたりすると気持ちも随分と違うかと思います。
時間がある方は海外に足を延ばしてみるのも良いでしょう。
海外は比較的日本より時間がゆっくり流れているところが多いので、ゆったり生きるための良い経験になることと思います。
④海外旅行をしてみる(視野を広げる)
視野が狭まっている状態というのは非常に緊張が強くなりやすいです。
③でも少し海外旅行についてふれましたが、海外に行くとかなり視野が広がります。
全然働かないで生きている人もいれば、仕事中にタバコを加えながら仕事をしている人や、お酒くさい人、またやる気のなさそうな人。笑
え、こんなに適当でいいなと思う事が多々あると思いますが、そういった環境に身を置くと、あ、なんだ私もそんな頑張らなくて良いのか。という気さえ起きてきます。
そうです。そんなに頑張らなくていいんですよ。
日本の学校や会社では頑張ることを教えてくれてもどう休むかは教えてくれません。
日本では今、5人に1人なんらかの精神疾患を患っていると言われています。
頑張りすぎて心身のバランスを崩す前に、ある程度緩みを持って生きていけたら自分も周りも幸せになっていくと思います。
ちなみにベトナムなど飛行機も往復20000円ほどですし、物価も安いので40000円もあれば1か月生活できちゃいますよ。(観光ビザは2週間まで滞在可能)
色々大変な事はあると思いますが、頑張りすぎず、怠けすぎず、上手いことこの現代社会を生き抜いて(息抜いて)行きましょう。