noと言う勇気
こんにちは。
今回は「no」という事の大切さについて書いていこうと思います。
断ったり自分の意思を伝えるのが苦手な方は多いのではないでしょうか。
かくいう私も断ることが苦手なイエスマンでした。
日本にいると、断ることが何故か悪い事に感じてしまい、罪悪感を感じる方がとても多いかと思います。
【ノーが言えるとストレスがぐっと少なくなる】
例えば明日仕事あるけれど、上司の方から夜に飲み会に誘われてしまった。
しかし上司の方だし断りにくい。。
いやそんな事はないんです。
ノーと言っていいんです。
あくまでも仕事は決められた範囲の時間であり、それ以降のプライベートまで無理に付き合う必要はないんです。
もちろん行きたければいいのですが、そう言った方ばかりではないでしょう。
例えばドイツでは、仕事の時間はきっちり仕事をし、それ以外の時間は友達や家族と過ごす時間に使い、職場の方とは過度に付き合ったりしません。
というのも職場の人と仲良くなりすぎると、仕事でいいたいことが言えなかったり時にはそれがトラブルになるので、あくまでもビジネスパートナーとして働くそうです。
退職してから友達になったという方も少なくありません。
日本人のこの仕事が終わった後に接待で飲みに言ったりする文化についてドイツ人やその他海外の友達とディスカッションすると、「なんだ?それは給料がでるのか?」「どうして仕事の後も自分の時間を持たないのか」「ストレスフルだわね」などの意見がありました。
さて、肝心なノーと言うということですが、これがなかなか勇気がいります。
最初はなかなか勇気がいるんです。
しかし一回言ってしまえば後はかなり楽です。
2回目3回目はどんどん慣れてきて、ストレスもぐっと少なくなります。
仮にそれで人間関係が崩れるのであればその程度の関係なのできにする必要はありません。
大切なのは自分自信です。
疲れ切って病んで身を削ってまで相手に合わせる必要はないのです。
という私も身を削りすぎて病んだ身です。
したがって自分の経験からも相手に合わせるばかりではなく、自分の考えをしっかり伝え、自分を大切にすることの大切さを伝えたいです。
【友達の誘いの場合】
友達の誘いの場合も同じくです。
友達と遊ぶのは楽しいですが、疲れていたり、仕事が次の日あったり、付き合い方は気をつけなければなりません。
時々遊びたくない気分だけど断れず、何何ちゃんや何何先輩にはお世話になっているし、と無理をして遊びに行くこともあるのではないでしょうか。
それはそれこれはこれです。
遊びたくない気分ならノーと言いましょう。
帰って無理して遊ぶ事によってお互いの関係を悪くしたり相手に気を使わせすぎてしまったり、頑張りすぎてしまったりなど様々なデメリットもあります。
大切なのは自分がどうしたいかという気持ちです。
そこにフォーカスをしてしっかり自分の気持ちを伝えられるようになるとストレスも少なくなります。
【私の体験談】
海外で働いている時、高熱を出してしまい寝込んでいました。
そこに少し我が強い新しいスタッフが来て熱があるのにもかかわらず、遊びに行こう行こうと誘ってきました。
最初は断ったものの、かなり押しが強く、断りきれず.38.6度熱があった何日か後の病み上がりに体調が悪い中毎日遊びまわりました。
しかしその1週間後今度は39.0近くの熱がまた出てしまいました。
それでもその子はまだ遊ぼうと言ってきます。
今考えれば私は極度のイエスマンでした。
アホなのでまた遊びに行くのですが体調が悪くストレスもたまりヤキモキしていました。
そこにドイツのスタッフがやってきて、「あなた。ノーって言っていいんだよ」
「それは失礼な事でもなんでもないし、ましては断る事に言い訳も必要ないの。ただノー。行けない。それだけでいいんだよ」と言われた時何かが自分の中で変わり始め、そうかそうだったのかとピンときて、ドイツ人のスタッフにノーと言う練習をしてもらい、またその子が遊びに誘ってきた時にノーと言いました。
最初はなんか悪いなあと言う気持ちが払拭出来ませんでしたが、何回か断るうちに、ストレスが減ってるのと、自分の気持ちが伝えられ、押し込めなくて良いと言う心地よさから断る事に抵抗を感じなくなりました。
自分の身を削ったり、自分の気持ちが伝えられなかったり押し込めてしまったりする事は本当にストレスです。
今まで断ることもあまりなかったのでそれに気付きませんでした。
加えて断ることが出来るようになってからと言うもの、断ると言う行為だけではなく、自分の意思がちゃんと伝えられるようになりました。
こうしたい、こうしたほうがいい、これはこうだと思う。
自分の意見を押し込めたりする事はとても気持ちが悪い事なんですね。
そしてちゃんと意思を相手に伝えると言うことの気持ち良さに気づいたので伝えられるようになりました。
【まとめ】
少しずつでも良いので自分の気持ちを表に出してみると良いです。
海外の方はもっと感情を表に出します。
それが良いか悪いかは触れませんが、返って裏表がなく付き合いやすかったりすると言うのが私の感想です。
もちろんここは日本だ、と言う意見もあるかもしれませんが私は日本に帰ってきてからもそうする事で楽になりました。
良いところはどんどん取り入れていくと吉です。
恐れずにもっと自分を解放できるようになればどんどん気分が良くなる事でしょう。
それではみなさんbe happy!!