今日のデイケア③便秘について
便秘についてですが、多くの自律神経失調症や精神疾患の方は便秘や下痢の症状をお持ちではないでしょうか。
デイケア①で話したように、参加されている方も便秘が悩みと仰っていました。
わたし自身も小さな頃からお腹が弱く、電車など駅と駅の間が長いとしょっちゅう不安になりお腹を壊していました。
そこで今回は便秘や下痢の解消法についてお話ししていきたいと思います。
【便秘解消法について】
今は便秘知らずで毎日快便ですが、解決方法はいくつかありますので紹介していきます。
①水酸化マグネシウム(ミルマグ、スイマグを飲む)
そもそもスイマグとは何かと言うと、水酸化マグネシウム(にがり)を主成分とした緩下剤で腸の中の便に水分を含ませ柔らかくし、排便を促すものです。
下剤の中には腸を刺激し強制的に排便を促すようなものや、慣れて来てだんだん効かなくなってからなどのことがあるかもしれませんが、スイマグは腸内の水分を引き寄せ、便を軟らかくするだけなので、習慣性がなく長期的に使用が可能です。
私自身自律神経失調症の症状が酷い時、スイマグやミルマグを使っていましたが今までの便秘が嘘の様になくなり毎日快便になりました。
ただ使用する量を調節しないと便が水っぽくなり緩くなります。
ひどい便秘症の方には私の経験からもおすすめ出来ます。
②野菜ジュースやスムージーを飲む
野菜ジュースやジューサーで作った青汁には腸の蠕動運動を促す働きがあります。
先日紹介したグリーンスタージューサーで野菜ジュースを絞っていますが、飲んだ数分後にお腹がぐるぐる言い始め自然と出ます。(個人差はあると思います)
またミキサーでスムージーを作り飲むのも効果抜群です。
特にキャベツや大根など水溶性食物繊維の豊富なものをスムージーにしたときは快便間違いなしかと思います。
それに加えてデトックス効果もあり、日頃から接種している添加物なども排出してくれる働きもあります。
野菜ジュースやスムージーの効果は便秘解消以外にも様々な健康効果があります。
以下のサイトを参照にしてみてください。
③ヨーガで排便を促す
ヨーガにはひねりを加えたポーズなど腸に直接排便を促すものや副交感神経を高め、腸の蠕動運動を促す効果があります。
自然な排便を促すのにはもってこいな方法です。
ただし頑固な便秘症な方はスイマグやスムージーなどが良いかもしれません。
④うつ伏せの体制でその時を待つ
うつ伏せに寝ていると何故か便意をもよおします。
重力は下に働いているので腸の力が抜けて活発になるからかと思われます。
多くの便秘症の方は腸が緊張していて蠕動運動が弱まっているかと思います。
軽度な便秘症であればこの方法やヨガで解消できるかもしれません。
⑤水分を多めにとる
水分が不足していると、便も硬くなりやすくなってしまいます。
水分を多くとることで腸内に水分を増やしてあげることも大切です。
以上5つの方法を紹介させていただきましたが、①、②はほとんどの方に有効かと思います。
自分に合うものを探して試してみてください。
【下痢の解消法について】
自律神経が乱れていると便秘のみならず下痢にも悩まされることになることも多いのではないでしょうか。
そこで下痢の解消法も紹介していきます。
①動物食(特に豚さんや牛さん)は避ける
動物性タンパク質は、炭水化物や野菜と違って消化するのに時間がかかります。
加えて大きい個体のタンパク質だと油分も多いので下痢の原因になります。
自律神経が乱れ、胃腸が弱っていると消化吸しきれず、お腹を壊しやすくなってしまいます。
お肉を食べるときは野菜も食べるなど、食物繊維とのバランスも大切です。
毎回野菜を食べることも外食など付き合いがあると難しいかも知れないので野菜ジュースを飲むなどしても少し緩和されるかと思います。
②食べ過ぎに注意する
食べ過ぎで、消化吸収能力を超えてしまうとこれもまた下痢や便秘の原因になります。
腹8分目は難しいですが、間食を避けたり、食事の内容を変えてみても良いかと思います。
③食べる回数を減らす(朝食を抜く)
1日3食食べていると24時間休むことなく胃腸が動くことになります。
完全に消化吸収しきるまで18時間かかると言われています。
従って朝ごはんを抜くことで胃腸を休めてあげると腸内環境も整い下痢や便秘を起こしにくくします。
朝食抜きの効果はこちらのサイトに記載しています。
是非参考にしてみてください。