私が行ってきた咽頭神経症の改善方法
こんにちは。
今回は神経症のうちの一つ、「咽頭神経症」についてお話していきたいと思います。
【咽頭神経症とは】
咽頭神経症とは神経症のうちの一つで、のどに詰まった感覚がある、喉に違和感がある、引っかかる感じがするといった症状が伴う病気です。
内科的異常が認められないのどのつまりなどを咽頭神経症といい、ヒステリー玉や梅核気とも呼ばれています。
自律神経が乱れると出で来る症状で、パニック障害や鬱の方はこの症状を持っている方が多いです。
●原因について
原因についてですが、ストレスがかかり緊張状態が続くことにより呼吸が浅くなり、胸から首の筋肉や喉方周辺の筋肉が硬直することにより起こってくることが考えられます。
事実、私はこの筋肉をほぐしていくことで、咽頭神経症の症状が緩和されました。
この喉のつまった感覚、非常に気持ち悪いですよね。
私もゴルフボールほどの大きさの球が詰まっている感覚が長く続いていたので、お気持ちよくわかります。
私が改善する上でやくに立った方法を紹介していこうと思います。
【私が行ってきた改善方法】
①ストレッチ(軽いヨーガなどの動き)
②漢方治療
③食事療法
④鍼灸治療(低周波治療を含む)
①ストレッチ(軽いヨーガなどの動き)
ストレッチにより、肩回り、首回り、肩甲骨まわりをほぐしていくことでのどの詰まった感覚も緩和されました。
具体的にどこの部分をどのようにストレッチしていけばよいか、絵を使って説明していこうと思います。(絵のセンスが皆無でごめんなさい。先に謝っておきます)
まず首のこの部分をほぐします。
ちょうど耳の下らへんの顎関節辺りから首の横の部分です。
最初に注意しておきますが、絶対に力を入れてぎゅうぎゅう伸ばさないようにしてください。
首には大切な神経がたくさんあるのであくまでも優しく、少しだけ伸びてるなという感覚がある程度で大丈夫です。
伸ばし方は首を立て、前を向いたまま首を軽く横に倒します。
赤の部分が伸びるかと思います。
逆もゆっくり軽く行います。
肩に力が入らないように注意してください。
そうしたらその倒した状態から少しだけ上を向きます。
すると顎関節辺りから首の前が少し伸びると思います。(絵は難しかったため省略)
これも決して力を入れてぎゅうぎゅう伸ばさず、かるーく気持ちの良い範囲で行なってください。
反対も行います。
首をゆっくり回します。
しつこいようですがこの時も力を入れぎゅうぎゅう伸ばさないように気をつけてください。
首が下斜めあたりに来るとこの辺りが伸びる感覚があると思います。
その辺で一旦止めて、ゆっくり赤の部分を力を入れずに気持ちの良い範囲で伸ばしていきます。
左右行います。
次に肩甲骨を回します。
このように手を肩に当て前と後ろに回していきます。
この時もぎゅうぎゅうせずに気持ちの良い範囲で行います。
少し楽になりましたか?
最初はまだまだかたくて効果を感じないかもしれませんが、すこーしずつやっていくと楽になるかと思います。
また咽頭神経症の方は舌に力が入っている方が非常に多いと思います。
最後にヨガのシンハムドラというライオンのポーズで舌を緩めます。
顎関節症にも効果的です。
目は上を向け舌をべーっとだすと共にいきをはぁぁっと吐きます。
これを5秒維持を2セット行います。
顎が少し緩みなどが楽になりましたか?
これも毎日少しづつ継続することで効果が感じられるかと思います。
しつこいようですがぎゅうぎゅう伸ばしすぎず気持ちの良い範囲で優しく行ってみてください。
②漢方治療
私がのどのつまりを感じた時に一番最初に行ったのが漢方治療でした。
飲んでいた漢方の種類は「半夏厚朴湯」という漢方です。
即効性はなく飲み続けて少しづつ効果が出てきて、三か月するころには大分のどのつまりも軽くなっていました。
「半夏厚朴湯による咽喉頭異常感症」(学術論文)
③食事療法
食事療法は、咽頭神経症のみならず、どの神経症症状にも効果的でした。
食事療法も様々な種類があり試してきましたが私がお勧めするのは、西式甲田療法の「半日断食」という玄米菜食を中心とした食事療法です。
玄米には自律神経を調整する働きのある栄養素が入っていて咽頭神経症にもとても効果的でした。
食事療法全般はこちらにまとめてあるので参考にしてみて下さい。
自律神経失調症に効果的だった 【西式甲田療法】(半日断食) - 自律神経失調症体験談
④鍼灸治療(低周波治療)
鍼灸治療は自律神経失調症になってから二年ほど行っていましたが、針をして頂くと、一時的に症状が緩和されました。(あくまでも一時的)
また低周波治療で、首回りをやって頂いていた時も症状が軽くなりました。(首専門のところで治療して頂いていたのですが、首は繊細で一般の治療院で首に低周波をあてるとどうなるかわかりませんのでやめておいたほうが良いかもしれません。)
このように様々な方法を行っているうちに咽頭神経症の症状はほぼなくなりました。
あくまでも私が行ってきて改善した方法ですが、良かったら参考にしてみて下さい。