病気の辛さがわかってもらえない、、そんな時の解決方法【家族版】
こんにちは。
精神疾患を患い、怪我や骨折のように目に見えないために病気の理解を得られず、辛い思いをしている方は少なくないと思います
特にご家族に理解がないと仕事をするようにせかされたり、心ない言葉が飛んできたり生活していく上で多くの辛いことがあるかと思います。
私自身も家族と何度も話し合い喧嘩になり、辛くて辛くてまた憎しみの心もありました。
現在は落ち着き家庭環境も良いですが、理解をしてもらうまでにはとても苦労しました。
今回そんな時にどのようにしたら病気について少しでも理解を得られるかについて触れていきたいと思います。
【家族に病気に対しての理解を得るには】
①通っている病院に受診してもらう。
苦しんでいるのに働けと言ってきたり、心ない言葉を発してくる原因のうちの一つとして病気に対する知識がないまたは少ないという事が挙げられます。
通っている病院があれば、あらかじめ先生とお話をして自分の状態やこういう風に接してほしい、こういうことを言われたらいやだ、という事を伝えておき、後日ご家族に受診してもらい、先生を介して、病気に対する知識や自分の今の状態を知ってもらうことで多少なりとも改善するかと思います。
そもそも病院側がそのような対応はしていない、という事であれば病院を変えることを勧めます。
家庭環境と精神疾患は密接に関係しており、現状ストレスに感じていることに対して力を貸してくれず薬ばかり出していては元も子もありません。
いいお医者さんは一つの物事だけではなく多種多様な知識と経験や観点から物事を見たうえで力を貸してくれます。
このように第三者を立てて説明してもらう、話す、という事はとても効果的かと思います。(特にお医者さんは)
②手紙、またはメールなど文章にして伝える
症状が辛いときなかなか思ったように話せなかったり、イライラしてしまったりしてしまうことは少なくないと思います。
そんな時に力を貸してくれるのは文章です。
会話のように次から次へと話しが進むわけではなく、自分のペースでゆっくり書くことができます。
また文章は何回も読み返せるものなので自分の伝えたい事も伝えやすいです。
顔を合わせるたび喧嘩や嫌な思いをしている方にはもってこいだと思います。
③話し合ってみる
上記二つのことを試し、理解が少し深まったと感じたら話し合ってみるといいかもしれません。
おそらくお互いが日ごろのことに対して思うことがあり、思い違いやそうだったのか、そんなこともあったのかという事もあるかと思います。
やはり直接話さないと解決しないこともあるので折を見て直接話し合ってみるのもいいかもしれません。
また話し合う場所を変えてみるというのも一つの手です。
ご自身の体調が許すのであれば、カフェや食事をしながら話すのもいいかと思います。
理由として、家では口調が強くなってしまう事でも外には人の目があるのでそのような場面でもお互い一線引いて話せるという事が挙げられます。
また食事をしながらだとリラックスした雰囲気になりやすいかと思います。
家で話すとどうしても重い空気になってしまう場合も多いかと思うので、話しにくいと感じたらこのように場所を変えることも一つの手です。
しかし所かまわず怒鳴るような人の場合はおすすめできません。
外でそのようなことがあったら返って溝を深めるばかりかご自身が大きく傷つくことでしょう。
【いろいろな方法をためしても解決せず辛い場合】
上記であげた方法や様々な事を試しても解決できない場合。
手段の一つとして、働ける体調にない方では生活保護を受け家族と離れるという方法が挙げられます。
私の周りにも家庭環境が悪く、兄弟そろってパニック障害や統合失調症を患ってしまった方もいます。
症状は悪化していく一方でやむを得ず市役所に相談をし、家族といったん離れるという選択をとり生活保護を受け、離れたことによって症状が改善したそうです。
病気を治していく上で環境は非常に大切な事です。
本当につらくなりすぎてしまう前にお近くの役所等で相談してみると良いかと思います。
生活保護制度についてはこちらに記載しています。
少しでも辛い症状や環境が良くなることを祈ります。